スマホを持って海外旅行。フリーWI-FIのみでは困る3つのケース


海外旅行の際、パケット料金節約のためにフリーWi-Fiを活用したいと考える方は多いですが、フリーWi-Fiにはデメリットもあります。ここではフリーWi-Fiを快適に使うための注意点をまとめました。

 

フリーWi-Fiのデメリット

無料でインターネットに接続できるのが嬉しいフリーWi-Fi。気軽さが魅力ですが、いくつかも使いにくい点もあります。

 

利用できる場所が限られる

フリーWi-Fiは、ルーター設置エリアの周辺でしか利用できません。その範囲はおよそ50~300mほどです。その為、「使いたい」と思った時に使えない場合があります。ナビアプリを使いながら目的地へ行くといったような使い方もできません。

また、「フリーWi-Fiあり」というホテルを利用したのに、無料なのはロビーだけで客室でのWi-Fi利用は別料金だった、といったケースもあります。

 

接続が遅い

フリーWi-Fiが設置されている場所は、人が多いところです。そこにいる多くの人がひとつの回線を使うことになるので、通信速度が遅くなることがあります。ちょっとしたテキストメールを送るだけならともかく、LINEなどでのビデオ通話やSNSへの画像の投稿など、大きなデータ容量の通信に対応できず使い物にならないケースも珍しくありません

 

セキュリティが甘い

手軽に使える反面、不正アクセスによるウイルス感染や個人情報の漏洩といったリスクがあるのが、フリーWi-Fiです。不正Wi-Fiについてはこのような実験(http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1602/24/news065.html)もあり、その危険性はとても身近なものです。

手続きなく利用できる完全無料のスポットより、IDやパスワード入力の必要なゲストタイプのスポットの方が多少は安心です。しかし、パスワードを更新していなかったり、簡単に予測できる場所もあります。暗号化されていないところもありますから、過信は禁物です。暗号化されたスポットを利用する、SNSなどパスワード入力は行わない、ウイルス対策やファイヤーウォールの利用といった対策が必要です。

 

フリーWi-Fiはこんな方向け

海外旅行中にフリーWi-Fiだけで済ませるのには、こんな場合がおすすめです。

  • 旅行先ではデータ通信を使わない
  • メールなど多少のやり取りをするだけで、限られたWi-Fiスポットで十分対応できる
  • ホテルなど無料Wi-Fiスポットを把握している
  • セキュリティに関して十分な知識があり、危険を回避できる
  • IDやパスワードの取得・設定のため、ある程度現地の人とコミュニケーションがとれる

SNSやショッピングなどパスワード・個人情報の必要なアクセスをする、ビジネスで利用するような方には、フリーWi-Fiはおすすめできません。また、ゲストタイプのスポットを利用する場合、IDやパスワードの取得、利用設定が上手くいかない場合もあり、ある程度現地語が分からないと難しいことがあります。こういった点を不安に感じる、煩わしく思うのであれば、レンタルWi-Fiを用意するほうが簡単で安心でしょう

 

Wi-Fiを上手に使うには

上記のフリーWi-Fiのデメリットとは少し違いますが、「Wi-Fiしか使っていないのに高額の通信料を請求された」といったトラブルも頻発しています。こういったトラブルの原因は、知らず知らずのうちにデータローミングが行われていたというケースが多いです。そのような思わぬトラブルを避けるため、事前に設定を確認しましょう

以下の3パターンならば、データ通信費を全く使わずに海外でスマホを活用できます。

 

通話もデータ通信もしない

海外で電話は使わないし、メールやインターネットなどデータ通信もしないという場合。スマホを時計として、あるいはカメラとして使うといった方は、機内モードをONにしましょう。機内モードは通話・SMS・インターネット・Bluetooth・GPSなどあらゆる機能を一括でカットできます。これでまず、余計な費用が発生することはありません。機種によって機内モードでもWi-Fiは使えるもの、Wi-Fiもシャットアウトするものと違いがありますので、自分の機種がどちらか事前に知っておきましょう。Wi-Fiを使わない場合は、Wi-Fi設定もOFFにすればOKです。

 

SMS・通話だけ使いたい

データ通信はしないけれど、通話やSMSは使用したいという場合。データローミング・モバイルデータはOFFにします。反対に、音声通話ローミングはONにします。これで音声通話とSMSだけが利用できます。Wi-Fiを使いたい場合は、適宜Wi-FiをONにすればWi-Fiが使えます。

 

SMS・通話・データローミングはせず、Wi-Fiだけ利用したい

機内モードをONにして、Wi-FiもONにします。機種によっては機内モードとWi-Fiが両立しないものがあるので、その場合はデータローミング・音声通話ローミング・モバイルデータをOFFにして、Wi-FiをONにすればOKです。

 

設定は出国前に済ませることが重要です。なお、Wi-Fi設定を常にONにしていると、Wi-Fiがないところでも接続先を探し続けてしまい、バッテリーを無駄に消耗してしまいますし、勝手にWi-Fiに接続してしまうとセキュリティ面でも心配です。Wi-Fiを使わない時にはOFFにしておくことを忘れずに。

使い方によってはコストを抑えながら旅を便利にできるフリーWi-Fi。トラブルにならないために、事前に良く理解・対策をしておきましょう